医療事務の仕事に就いて1年もすれば、整形外科の点数の取り方のパターンを一通り経験したことになるのか、私が勤めていた整形外科の医院長の点数の取り方にパターンがあるのか、医療事務の仕事に慣れてきてトラブルの対処がうまくなったのか・・・。とにかく1年目とは違い気持ちにも体にも余裕が出てきました。
それまでにいろんな失敗を数多く経験していたので、『もう、失敗したら正直に謝るしかない!』と失敗を恐れずに自分で考え行動できるようになっていたのも良かったのでしょう・・・。
私は、現在医療事務を目指して資格取得の勉強をしている方々より、医療事務に向いていなかったかも知れません。
ではなぜ整形外科で医療事務の採用をもらえたのか・・・?
仕事が出来る人、医療事務の認定資格ではなく医療事務診療情報管理士の資格を持っている人、医療事務の経験が豊富な人・・・。私より採用をもらいやすい人も面接に来ていたでしょう。
医療事務の初心者で、失業時期も長く、前職も医療や事務とは全く関係のない職。でも私は就職活動もせずに医療事務の学校からの斡旋で整形外科への就職が決まりました。
きっと、医院長は仕事の出来る医療事務経験者や医療事務診療情報管理士の資格などない方が良かったのだと思います。
変に知識ばかりで頭でっかちの新人医療事務員より、何も解らず、今から経験勉強していきたい!と言う努力の出来る人材を求めていたのだと思います。
医療事務は即戦力になるように、経験者を採用したがる医院もあるでしょうが、決して医療事務の経験者ばかりが採用をもらっているわけではありません。高い資格取得者ばかりが採用されているわけでもありません。
医療事務の仕事が自分に向いているかどうか、資格取得に悩んでいるようなら、もう一歩踏み出して行動してみても良いのでは?
私が医療事務の採用をもらったように、出会いはあるかも知れません。