失敗しながらいろいろ経験して、だいぶ慣れてきた医療事務の仕事。
受付事務として一緒に働く先輩は、独身時代にもこの整形外科医院で働いていたと言う40代後半のママさんでした。
独身時代に医療事務の資格を取り、受付事務として働いて、結婚、出産などで退職し、しばらくは子育てに専念していたそうですが、3人の子供たちも大学生、高校生、中学生になり、手はかからないが、お金はかかると言う時期が来たそうで、職場復帰したそうです。
職場復帰・・・???そんなに年月が経っているのに、また同じ整形外科で医療事務として職場復帰できるんですか~???とびっくりしました。
病院が医療事務員を探す時、まったく未経験の新人さんを採用する時もあれば、即戦力になる人を探し、昔働いていた人に連絡を取ることは良くあることだそうです。
まったく知らない人に1から教えるより、知っている人がまた働いてくれる方が病院も雇いやすいそうです。
私達は医療事務の正社員でしたが、他の病院では医療事務員は皆パートで5人ほど雇われていて、5人がそれぞれ午前中だけ、午後だけと言う風に半日仕事のローテーションで働いている病院もありましたよ。
独身者や子供が大きくなって時間に余裕がある場合は医療事務の正社員。子供が幼稚園や小学校で半日だけ働きたいと言う時は医療事務のパートやアルバイト。それに派遣で仕事をしている人もいましたよ。
医療事務の派遣はフルタイムを時間給で働く場合、一般的な事務や販売の仕事に比べて、時給がいいので稼ぎすぎに注意している人もいました。(税金の問題みたいです・・・。)
こうやっていろんな働き方をしている医療事務の方々を見ながら、
私も仕事に慣れていったのです。
慣れるまでの失敗は数知れず・・・。
カルテを書くのもスピード勝負で早く書けばそれだけ患者さんを待たせないで済む。でも早いだけじゃダメなんです。正確に書くこと。当たり前ですが、患者さんが大勢来てパニックになると小さなミスをしやすくなります。
ミスと言っても年齢の書き間違いや、生年月日の記入漏れなどでしたが、カルテは正確に早く!!と言うことが当たり前に出来るようになるには忙しさに慣れるまで難しいことでした。
こうして、まだまだいろんな経験を医療事務でさせてもらうのでした。