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医療事務に転職!

某かつらメーカーから医療事務に転職して、まだまだ新人時代。
なかなか抜けきらない癖があり困っていました。
それは、サービス業では当たり前の挨拶。
かつらメーカーでのお相手は『お客さん』。病院でのお相手は『患者さん』。
挨拶は『いらっしゃいませ』ではなくて、『おはようございます』や『こんにちは』。
患者さんが帰るときは『ありがとうございました』ではなくて『お大事に・・・。』。
これって当たり前なんですけど、『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』に慣れてしまっていると、なかなかすぐには『お大事に・・・。』と言う言葉が出てこなくて、何度も失敗ばかりしていました。
患者さんが診療を終え、診療代を払って帰るときに『ありがとうございました~。』と笑顔で挨拶。するとすかさず先輩から『お大事に~。』ですよ!と訂正が入る。
看護師長に話をする時『お客さんに聞かれたんですけど・・・。』と言ってしまい、すかさず先輩から『患者さんですよ!』と訂正が入る。
『医療事務は未経験で仕方がない。』と先輩達も思ってくれていましたが、数日経っても慣れない私に、苦笑いするしかなかったようですね・・・。
私も最初は笑ってごまかしていましたが、一向に慣れない挨拶の壁に真剣に困ってしまっていました。
でも、いつの間にか『お大事に~。』や『患者さん』にも慣れてきて、仕事をしているうちに医療事務に転職してよかった~。と思える余裕がでてきましたよ。
かつらメーカーではノルマがあったので、心身ともに疲れきっていましたが、医療事務のお仕事はやりがいもあり、患者さんとのやり取りも楽しいと思えるようになっていったのです。
仕事をしていて解らない事は資格を取った医療事務の学校に連絡をして教えてもらったりしました。
就職したあとでもサポートしてもらえて、とっても助かりましたよ。
こうやってまだまだ私は新人医療事務員として失敗したり、迷惑をかけたりしながら先輩からお仕事を引き継いで行くのでした。

医療事務のお仕事開始!

長かった失業時代を終え、医療事務のお仕事をすることになったのですが、ここまで来るのに本当に長かった・・・。
そして、医療事務として整形外科医院での初めてのお仕事の日がやってきました。
もちろん、医療事務は未経験だったので、私にとって学校で習ってきたことがすべて。
診療科目によって点数の取り方も違いますし、病院によってもやり方が違って当然で、私が医療事務の学校で習ってきたことが通用するかどうか不安でした。
私がお世話になった整形外科医院は、受付事務(医療事務)が2人、看護師さんが5人と言う小さい病院でしたが、患者さんは多く、お仕事初日には目の回る忙しさにびっくりしました。
私と入れ替わりで退職する受付事務の方が、引継ぎのためにまだ働いていたので、何も出来ない新人の私を入れて受付事務は3人なのですが、患者さんの流れにまったく追いつかない!!
こんなことが一日中ず~っと続くわけ~??
やっぱり私には無理かも・・・。と不安は増すばかり。
それでも、何のために医療事務の資格を取って、就職したのか?頑張らないでどうするよ~??と自分で自分を励まし、何も出来ないまま呆然と突っ立っているしかない時間をやり過ごしました。
忙しくって引継ぎどころじゃなかったですしね・・・。
しばらく忙しい時間が続き、突然ぱた~っと患者さんが引く時間がやってきました。
ん??今までの流れはどこに??
病院での医療事務の仕事はサービス業と似ていて、自分の仕事を17時までに終わらせればいい。と言うものではありません。
患者さんは沢山来たり、来なかったり。それに合わせて忙しかったり、忙しくなかったり・・・。
受付事務は病院の顔と言われ、患者さんとのつながりが深い。
整形外科はお年寄りの患者さんが多く、耳が遠かったり、目が悪かったり、世間話が大好きだったり。その度に受付事務はお相手するわけですが、こういう事に関しては、医療事務の学校では教えてもらえないので、やはり実践で身に付くものも多いと思います。
午前中の診療時間を終え、午後からはじっくり引継ぎをしてもらいました。
医療事務の学校でカルテの書き方、点数のとり方、医療事務コンピューターの使い方は習っていたので、医療事務の仕事と言うよりも、病院での仕事を主に引き継ぎました。
これが、慣れるまでは本当に大変でした。
こうして、始まった私の医療事務としてのお仕事、まだまだいろんなことが待ち構えているのでした。