私が某かつらメーカーを辞めて、職業訓練校に行き、医療事務の学校に行き、医療事務コンピューターの講座を受け、資格と自信をつけていよいよ再就職だ~!と言う頃には、失業してから1年が経っていました。
その間、失業保険と少しの貯金と実家の両親におんぶに抱っこの生活だったので、早く就職してお金を稼ぎたい!!と思っていました。
やる気と時間はたっぷりある中、医療事務の求人ってどこで探せばいいのだろうか?求人情報誌には医療関係の求人はあまり載っていないし・・・。職業安定所に行けばいいのだろうか??と、また途方に暮れ、お昼寝タイムも当たり前の日々を数日間送っていました。
そんなある日、それもお昼寝している時に電話がなりました。
医療事務の学校からで、なんだろ~?と思って寝ぼけながら話を聞いていたら、『整形外科の開業医さんから医療事務の求人が来ていますが、面接受けてみませんか?』と言うありがたいお電話だったのです。
『もちろん受けます!!』と返事をしました。
整形外科の先生や事務の方と面接をする前に、医療事務の学校の方と面接をして、信用できる人物かどうか確認されました。
と言うのも、病院には守秘義務があって、斡旋する学校としても、誰でもいいって訳には行かないそうです。
病院に斡旋する以上、学校の信用信頼も関係してくるんでしょうね・・・。
私は本当に運がいいのか、学校の方にも気に入られ、整形外科の開業医さんとの面接に進むことになったのです。
久しぶりの面接に、履歴書書く手も気合が入る。
髪型、服装も清潔感を感じられるようにと心がけました。
そしていよいよ、面接の日を迎えるのでした。