医療事務の悩み


医療事務として整形外科で働いていましたが、就職して初めは慣れない事ばかり。
自信満々で医療事務の資格を取り就職までもとんとん拍子だったので、仕事を始めてからが大変でした。
いろんなことがありながらも、医療事務の仕事に励んでいましたが、ある日この整形外科で長く続けるより、違う病院で医療事務として働いたほうがいいのではないか???と思うことがありました。
医院長は70歳くらいの昔ながらの厳しい医者だったので、
昔は、カルテの出し方が悪い!と言ってカルテが飛んでくることもあったそうです。そんな話を聞いてしまうと怒られまいといつも緊張していました。
そんな医院長には息子さんがいましたが、病院を継ぐ気はないようで、医療とは無関係の仕事をしていました。
普通、開業医さんはお父さんが医者で開業し、それを継いで自分も医者になり、そのまた息子も医者になり・・・。と代々医者の家系で一つの病院を継いで行くケースが多いのですが、私がお世話になった整形外科の医院長は両親は医療関係ではなく、自分で頑張って整形外科を開業し、息子も医療関係の仕事を選ばなかったとなると、医院長一代でこの病院は終わり・・・。
ある日冷静にそのことに気付き、考え込んでしまいました。
私はまだまだ20代。この先ずっと医療事務の仕事を続けるなら、病院も長続きしてもらいたい。でも医院長は70歳くらいでこの先が微妙。
そうなると私は別の病院で医療事務の仕事が出来るなら、病院を変わる事も考えなければ・・・。と思うようになり、先輩医療事務員に聞いてみました。
この整形外科でずっと働く事に不安はないのか?と。
やはり不安はあるようで、産婦人科の求人が出てたから、面接を受けて見ようかな・・・。と話をしていましたよ。
産婦人科は自費で行う検査や検診がほとんどで、点数の取り方が簡単だと聞いていました。
皮膚科や眼科は儲かるから給料もいいはず!と先輩達もいろいろ考えていたようです。
結局私は結婚が決まったので他の病院へ面接に行くこともなく、結婚してからも都合よく働かせていただきました。
そうやって医療事務の資格を持っていて求人さえあればいろんな病院、診療所、調剤薬局・・・。と職場を変えられるのもメリットだと思います。