カテゴリー別アーカイブ: 医療事務の待遇

総合病院医療事務の月給とお休み

医療事務の仕事を始め、少し慣れてきた頃、
医療事務の先輩達に歓迎会をしてもらいました。
その歓迎会には歴代の医療事務の先輩が来ていました。
歴代の医療事務の先輩というのは私と入れ替わりに退職する先輩よりももっと前に退職していったOBの事です。
私と入れ替わりに退職する先輩は寿退社で住居が遠くなるので退社しなくてはいけませんでしたが、この飲み会に来ていたOBで、医療事務の給料よりも、プライベートな時間がほしい!!ということで転職した人がいました。
その先輩は20代後半で整形外科に勤める前には歯科での医療事務経験もあり、その時その時自分に必要なものを求めて転職をしているようでした。
飲み会で話を聞いたのはその時医療事務として働いていた総合病院での仕事の話でした。
その総合病院では派遣会社から医療事務の資格取得者に受付事務をお願いしている形で、直接病院に雇われているわけではないとのことでした。
そうなると、お給料は病院から派遣会社に行き、派遣会社が仲介料をとり、派遣会社から給料をいただく形になります。
つまり、直接雇われている開業医の医療事務よりも月給は少ないというわけです。
その分拘束時間は短くて、朝は8時30分から夕方16時30分まで、土日もお休みということでした。
開業医での医療事務に疲れた先輩はお給料よりも時間が欲しいと総合病院に派遣で入ったのです。
前に、『時間給で働く医療事務の派遣は稼ぎすぎに注意する。』という話を書きましたが、それは時間給の医療事務パートやアルバイトとして派遣会社から開業医に雇われた時の場合で、総合病院での医療事務派遣とは給料もお休みも違います。
まだまだ新人の私はお給料よりも時間を大切にする医療事務の話を聞いて、総合病院でのお仕事はどんなものなのか興味津々なのでした。

医療事務の年収と休日について

医療事務の講座を無事終了し、医療事務の仕事を始めて、まったく役立たずの新人時代も、正社員なのでちゃんとお給料をいただけました。
本当に申し訳ないような気持ちにもなりますが、医療事務としての働きはともかく、拘束時間は長いので、遠慮せずきちんといただきました。
医療事務の正社員は年収いくら位だと思いますか?
年収と言うと難しくなるので、月給で考えてみてください。
開業医さんの場合、拘束時間は長くなりますし、お休みは日曜日だけ。
私が働いていた整形外科は、月曜日から金曜日まで朝9時から夕方18時までが診療時間。となると、朝は8時30分には着替えて受付にいないといけませんし、夕方18時ぎりぎりに患者さんが入ってきたら、その方の診療が終わり、会計が済むまで受付を開けておかなくてはいけません。
途中で1時間30分の休憩が入りますが、これも昼食を済ませるとあっという間に午後の診療時間になります。
土曜日は朝9時から12時30分までが診療時間。
拘束時間、長いですよね・・・。
こうやって考えると、月給はちゃんといただきたい!!と思いますよね。
医療事務の月給は地方地方で基準が違うと思うので、はっきりとは書けませんが、事務職の中では一般事務より高いと私は聞いていますよ!
拘束時間を考えると当たり前のようにも思えますが、医療事務で男性が働いているのを見たことがない私は、医療事務は女性が稼げるお仕事の様に思います。
月末と月初めにはレセプト請求のため診療時間が終わってから残業をしないといけなかったりで、失業時代が長かった私にとって医療事務の仕事も、拘束されることも、慣れるまでは体調を崩したりして大変でした。
そんな中、総合病院の医療事務の月給や拘束時間を聞くことになるのは、医療事務の先輩との飲み会でのことでした・・・。