医療事務、耳鼻科でのお話


医療事務の仕事を始めて、私の周りには偶然にも医療事務の仕事をしていたり、医療事務の資格をもっていたりする人達がいっぱいいました。
その中で耳鼻科で医療事務をしている人がいたのですが、耳鼻科を診療科目としている診療所が少ないため、患者さんが集中するので整形外科よりも忙しそうでした。
救急当番医も耳鼻科の数が少ない分回ってくる回数も多かったです。
その人は整形外科での医療事務の経験もありましたが、点数の取り方は整形外科よりも耳鼻科の方が簡単だったそうです。
そんな彼女は耳鼻科に勤めながら人間関係やお給料の事などで悩み、今の診療所を辞めて違う病院や診療所を探し始めていました。
今勤めている耳鼻科の医師に退職願いも出していないのに、違う耳鼻科への就職を希望し、面接を受けに行ったのですが、耳鼻科の医師同士、横のつながりが強かったらしく、今勤めている耳鼻科の先生に面接に行ったということが筒抜けで困ったそうです。
結局面接を受けた耳鼻科からは不採用をもらい、勤めている耳鼻科の医師には裏切り者を見るような目で見られ、悩んでいた人間関係はますますもつれ、大変な目にあった。と言っていました。
今の職場をやめる前に次の職場を決めてから・・・。と言うのは失業する事を防ぐためにやってしまいがちですが、医師同士、病院同士の横のつながりが強いことを忘れてはいけないんですね・・・。
彼女は失業するのが恐いらしく、嫌々ながらもますます働きにくくなった耳鼻科で医療事務の仕事を頑張っていました。