医療事務から看護師へ

これまで、私が医療事務になるまでのお話を書いてきました。
某かつらメーカーを退職し、職業訓練校でエクセルとワードの3級を取得し、職業訓練校で隣の席に座ったお姉さんに誘われて医療事務の学校へ通うことになり、医療事務の資格を取得し、整形外科で医療事務として働く・・・。
私は医療事務の資格で仕事を手に入れたので、これ以上望むことも無く毎日当たり前のように整形外科で働いていました。
医療事務の先輩の中には私と同じように医療とは関係ない職業から医療事務の仕事に就く人が多くいます。今からお話しする先輩も医療事務になる前は町工場の事務をしていたそうですが、事務員からいじめを受け退社し、医療事務の資格を取り、整形外科に就職したそうです。
その先輩は医療事務の仕事に就いてから医療に興味を持ち、看護師さん達の働きを見て、いつか看護師になりたいと思ったそうです。
医療事務として仕事をし、それなりにお給料ももらっているのに、わざわざ看護師を目指さなくても・・・。と私は思いました。
看護師になるには看護学校に行かなくてはいけません。
そうなると学生に戻るわけですから、今のようなお給料をもらいながら学校に通うのは難しい。学校に通うには学費が必要。
そう考えると、町工場から医療事務の仕事へ転職し、順調にやってきていることを考えると勿体ない気がしました。
でも、先輩は看護師をめざし、退職後看護学校へ入学するために勉強を始めました。
医療関係の勉強かと思えば、試験は数学や英語などだそうですね!
高校生以来そんな勉強はしていない私には絶対無理なことです。
先輩は見事合格し、医療事務から看護師になったわけです。
医療事務の資格と、看護師の資格を持っているのは今後の就職にも有利でしょうね~。
その逆のパターンの先輩もいましたよ!看護師の資格を持っていて、看護師の仕事をしていたけれど、体調を崩し、看護師のようなハードな仕事は出来ないけれど、医療関係で働きたいといって、医療事務の資格を取り、総合病院で働いていました。
皆さん努力の人々です。
私はエクセルとワードの3級と医療事務の資格で満足し、毎日整形外科で医療事務の仕事に励むのでした。

医療事務の結婚後の働き方

医療事務の仕事をしている女性の中には、結婚をして退職する人もいますが、私のように結婚しても新居と職場が通える範囲なら子どもが出来るまで働こう!と言う人も少なくありません。
私は医療事務の仕事をしながら主婦業も出来る!!と判断し、結婚後も同じ整形外科で働いていました。
独身時代は医療事務の資格を取るのも、就職してからも実家から通っていたので、私は医療事務のお仕事だけをしていればよかったのですが、結婚してからは主婦業もこなさなくてはなりません。
医療事務の仕事をしながら今まで母がしてくれていた家事もするわけですから、最初は心身ともに疲れていました。
仕事が終わるのは18時。それから家に帰り夕食を作り食べる・・・。何とも一日が長い・・・。
実家にいるときは仕事をして家に帰れば夕食が出来ている状態で、食べてお風呂に入って寝ればいいだけですから、それはそれは実家天国でしたよ~。
そして、ある時気付いたのです!
せっかく職場と家が近いなら、1時間30分ある昼休みを有効に 家事に使おうじゃないかと!!
朝、洗濯をしてから仕事に行く。
昼休み、家に帰り昼食を食べてから夕食の準備をしておく。
洗濯物も取り込み、家の中に干しておく。などなど、効率よく時間を使うようにしてみたら、以外にも出来るんですよ!
そうやって医療事務の仕事と主婦業を両立させていきました。
私の場合は独身時代から勤めていた整形外科に医療事務の正社員としてそのまま勤めていましたが、医療事務仲間は結婚してからは他の診療所などで、医療事務のパートとして午前中だけ仕事をして、
午後は主婦業に専念。と言う人もいましたよ!
その方が負担も無く結婚してからも長く続けられると言っていました。
せっかく取得した医療事務の資格ですからいつまでも有効に使えたらいいですよね!!