医療事務と聞けば事務なのだから制服はタイトスカートにブラウスにベスト。と言う感じがしますが、私が勤めていた整形外科は医療事務でも看護服を制服にしていました。
看護師さん達とは形が違いますが、看護服として売られているものです。
整形外科はなぜか水色というイメージがありますが、これは制服が水色だったからでしょうか?きっと私だけの勝手なイメージなのでしょうが・・・。
ちなみに内科はピンクというイメージです。
医療事務なのに看護服を着ているおかげでお年寄りの患者さんは私を『看護婦さん』と呼んだりしていました。
最初は『看護婦じゃなくて事務なんですよ~。制服が似てるから紛らわしいですね~。』と丁寧に否定していましたが、途中から面倒になって『看護婦さん』と呼ばれても『は~い!』と返事したり、話を聞いたり・・・。お年寄りの患者さんは看護師だから聞いて欲しいとか、話したいというわけではなく、誰でも良いから私の話を聞いておくれ!と言う方が多いので、私が看護師だろうが医療事務だろうがどっちでもいいのです。
実際『看護師ではありません。』と否定しなくても困ったことは一度もありませんでしたから。
調剤薬局なんかは薬剤師の先生も調剤薬局の事務も私服に白衣を羽織っているだけだったので、一見どちらが薬剤師でどちらが事務なのか、わかりづらいでしょうね・・・。
医療事務の資格を取った時はレセプト請求やカルテなど専門的な事が医療事務の仕事と思っていましたが、実際に仕事をしてみて、患者さんとのかかわりのほうが医療事務として大きい仕事だと思いました。